酩酊夜咄

たぶんこれはエッセイ

去年の夏、無職の45歳実家住みに告白された話

ある暑い夏の日、某イタリアンのテラス席にて。


ちなみに完全割り勘デートです。一歩譲って同年代ならまだしも、私は33歳で件の男より一回りも年下である。告白されて「呆れる」という感情を抱いたのは生きてて初めてだ。


男「付き合ってくれませんか」

私「付き合いません。ってかあなたそれどころじゃないでしょう、仕事もしてないのに恋愛とかしたらダメでしょ」

男「そうだね……(泣)」


ってな感じに正論でぶった斬ってもうた。


まあなんでこんな男とデートしたんやって話なんやけど、私は30歳の時に結婚寸前まで行った彼氏と別れてから数年間、すっかり恋愛から遠ざかってたんで、慣らしのつもりで誘いに応じたんですね。2回。そろそろ彼氏も欲しいなと思ってたところだったから。


その男は酒に酔って、「俺はカッコ悪い生き方はしたくない」とか言ってたけど、私にしてきたことは笑えないダサさなわけで、当人が思うカッコいい生き方というものを教えて欲しい。知りたくもないけど。


まあこの男はとにかく頭が弱いんだろう。これをしたら・言ったらどうなるかという想像力がないからこんなことしちゃうんだろうし、無職にもなる。

頭悪くてもなんとかなるけど、頭弱いのは生きる上で致命的です。

なんで私のことが好きなのか聞いたら、「自信がないところ」とかクソみたいなこと言うてきたしな。くたばりやす。

向上心がないから見下せる女と恋愛しようとするんだろう。だから無職にry


あれから半年、年が明けて2021年になりましたけど、くじけて男の人とまともにデートしたのはそれっきり。


それにしても、無職から告白される事件然り、本当に私は舐められやすい。


今年はどんなクソ男が舐めてかかってくるのか、早くも戦々恐々です。


また書く。