酩酊夜咄

たぶんこれはエッセイ

私は自分の楽しませ方を知っている

年が変わってタラレバ娘の33歳を超えようとしているけれど、私は年齢を重ねるのが楽しい。
周りがあらかた結婚して、人間関係もコンパクトになって快適だし、私はこういう風に生きていくしかないんだなという良い意味での諦めができて、迷いがなくなった。
基本的にエネルギーは仕事に全振りして余力で好きなことして、家族と親友とのコミュニケーションを大切にする、その3つだけに徹していたら環境が整ってきた
そもそも私は体力がないのであまりいろんなことができないのだ。
何日も連続で人と会ったり、毎週休日に出歩いたりすると疲れてしまう。ここに彼氏の存在なんか入ってきたらうまくやれる自信がない。たぶん私は一人が向いてるんだと思う。

話がずれてしまった。
何で私が年齢を重ねるのが楽しいのかと言うと、自分のことが分かってきたからと言うのがある。
以前よりも自分を客観視して感情のコントロールができるようになったし、心から楽しいと思えることが分かって、上手くいかないことがあっても楽しいことを考えてメンタルを保てるようになったと思う。
次はどこ飲みに行こうかなとか、どこを旅行しようかな〜とか考えると、テンションが盛り返してくる。
こんな風に、最近の自分はメンタルが闇落ちする前にネガティブな感情を切り離そうとしてる。無意識のうちに。過去への執着は無駄だとやっと心で理解できたのかもしれない。
まあ完全には切り離せなくてモヤモヤした感じは残るんだけど、それをあまり気にしないでいられるようになったというか。
いわゆる「グレーを許容する」というのはこういう感じなんだろうか。
とりとめもない話になってしまった。とにかく歳食って生きるのがラクに楽しくなってきたという話です。